こんにちは。
365リノベ郡山スタジオ アドバイザーの 遠藤 です。
今回は前回に引き続き、最も思い出に残った現場のお話。
いざリノベーション計画が始まると、お客様のワクワクは最高潮に達します。
お客様は打合せ以外の時間でもあれこれ調べて、自分の理想像をどんどんと膨らませます。
そして打合せの度に新たなご要望や、取り入れたいデザイン案が出てきます。
勿論、物理的な部分や予算的な部分で折り合いが付かないことも出てくる訳です。
決めることが膨大なリノベーション。
住宅ローンの返済も始まる為、ダラダラと工事をする訳にもいきません。
どのプランが正解なのか…答えが出ずに皆で頭を抱えたこともありました。
そんな中でも、打ち合わせに参加した全員が思っていたのは
「 この現場を チーム で創る と言う事」です。
ここでの「チーム」は365リノベのスタッフだけで構成されるものではなく、
お客様や、各工事を請け負う職人さん含めてのことです。
一見当たり前のように思える考え方ですが、それぞれが互いの仕事や力量を思いやり、
感謝・尊敬しあう事で生まれる’’一体感’’が生み出す力は計り知れません。
この考え方が渦巻いていないと、良い現場は生まれないと思います。
できそうでできない、シンプルだけど難しいことです。
幾度となく現場に全員集合し、それぞれの立場を超えてああでもない・こうでもないと話し合う光景は、
これまでの5年間のアドバイザー生活において、見たことない光景でした。
まさしく’’試行錯誤’’の末に生まれたこの現場。
工事完了時の達成感と、何とも言えない寂しさは、忘れられません。
携わった全員にとって思い出深い現場に巡り合えるよう、中間管理職、今日も邁進して参ります。